今度は小数をどのように表現するかを考えよう。まず、数学で小数を2 進表記するやり方について考える。そのあとで、コンピュータの中で 限られたケタ数(例えば32ビットとか64ビット)で小数を表現する方法を考え よう。 数学における2進小数 数学的には、2進法であっても10進法であっても小数の表現に大した違いはない。 まず、10進法の場合、数を10で割るとケタが1ケタ右にずれるから、 2進法の場合も2で割ればケタが1ケタ右にずれるべきである。 例えば、1を 10進法の 10 で割ると、0.1 になるが、 これは 1 を1ケタ右にずらしたものである。 これと同じように考えると、 1 を 2 で割った 1/2 (= 10進の0.5)は、 2進では 1 を1ケタ右にずらしたもの、つまり、0.1 という表現で表される。 もう一度2で割れば、 1/4 (= 10進の0.25) が 2進では 0.01 にな
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