大日本印刷(株)は、ディスプレーの輝度を下げて消費電力を抑えても、色のくすみを補正してきれいに見えるデジタルサイネージ用ディスプレー色調補正器「FANAT COLOR(ファナットカラー)」を開発した。6月27日より販売を開始する。 同社は2010年に、カラーマッチングの技術を応用して、デジタルサイネージのディスプレーの色調を統一し、本物に近い色の再現を可能にするシステム「色調整ボックス」を開発した。 今回開発した「ファナットカラー」は、この「色調整ボックス」に輝度を下げた際に色のコントラストを強調し、色のくすみを補正する機能を付与したもの。これにより、輝度(電力)を下げても、きれいな色調を表現することができる。 価格は5万円(税抜き)。