米Sigma Designs, Inc.は,家電機器の遠隔操作や,消費電力の「見える化」などに向けて,近距離の無線通信仕様「Z-Wave」を利用して通信するシステムを開発,「CEATEC JAPAN 2009」の会場近くのホテルでそのシステムを実演した。「日本でZ-waveの良さを認識してもらう」(Sigma社)ことが狙い。Z-Wave対応送受信チップを搭載した家電機器などは,「欧米を中心に既に1000万台以上,出荷されている」(同社)という。 実演したのは,ディスプレイの消費電力を解析し,その結果を携帯通信端末に表示するシステム(図1)。主に五つの機器を使った。消費電力の測定対象となるディスプレイ,消費電力の測定器,測定器のデータをサーバーに送信するためのゲートウエイ,解析用サーバー,結果表示用の米Apple Inc.のスマートフォン「iPhone」,である。このうち,消費電力の測定器と
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