一人の写真家が見つめ続けた「小夜子」というミューズ。山口小夜子と横須賀功光の共同作品を一望する「山口小夜子×横須賀功光 コラボ展」が、東京・広尾のエモン・フォトギャラリーで開催される。本展は、ファッションを様々な角度から解釈した「ウェアリスト」の山口小夜子と、その世界観を支えた写真家・横須賀功光の共同作品を紹介するもの。会期は8月30日〜11月2日。 (C) Noriaki Yokosuka Courtesy of EMON Photo Gallery ファッションのみならず、舞踊や音楽、映像、文学など諸芸術が交差する表現を展開した山口小夜子。パリコレクションに出演するなど、ファッションモデルとして世界的に活躍し、1974年にはアメリカの『ニューズウィーク』誌の 「世界の6人のトップモデル」の1人に選出された。舞台や映画などで数々の作品を残し、晩年は自身を「ウェアリスト(