自分への備忘録を兼ねて。 はじめに ユーザに関する様々なデータを分析してサービス改善に役立てるというのは、サービスを提供する上でよくある方法です。 Webシステムの場合、いわゆるアクセスログを元にして改善点やユーザ動向を見つけることもあるでしょう。 ユーザ動向を把握するという意味では、サービスが管理するユーザIDをログに記録することで、どのユーザがどんな動き方をしたかを残しておくことができます。 Apache + mod_phpの環境であればapache_noteを使ってPHPアプリケーションが管理するユーザIDをアクセスログに記録することができますが、nginx + php-fpm環境の場合はHTTPレスポンスヘッダを利用することで、比較的簡単にアクセスログに記録することができるようになります。 nginxでは特定のレスポンスヘッダをクライアントに送出しないようにすることもできますので、