エケコ人形 エケコ人形 エケコ、エケコ人形(えけこにんぎょう)とは、南米ボリビアでアラシタの祭(後述)の際に売られる人形である。 概要[編集] ほとんどは陶製で、高さは数cm〜数十cm。両手を広げた小太りのおじさんで、いわゆる“チョビ髭”を生やし、口を開けて笑っている。頭には、インディオがよくかぶっている耳まで覆うことのできる毛糸の帽子をかぶり、時にはそのうえに山高帽などをかぶることもある。 エケコはアイマラ族、ケチュア族の間で福天(福の神)と信じられており、自分が手に入れたいもののミニチュア品を持たせ、タバコを咥えさせる[注 1] ことによってその入手を祈願する[注 2]。祈願する品は何品あってもよいので、体中に様々なミニチュア品がくくりつけられて胴体が見えなくなっているのが普通である。現在ではアイマラ族やその子孫だけでなく、広くメスティーソ、欧米系の人も家に飾っている[注 3]。願掛け
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