宝寿寺(ほうじゅじ)は、愛媛県西条市小松町にある真言宗善通寺派の寺院(元高野山真言宗→単立を経て)。天養山(てんようざん)、観音院(かんおんいん)と号す。本尊は十一面観世音菩薩。四国八十八箇所第六十二番札所。なお、元札所の一之宮神社もここで記述する。 本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか ご詠歌:さみだれのあとに出たる玉の井は 白坪なるや一宮かわ 納経印:当寺本尊、四国(東予)七福神・布袋尊 観音菩薩石像 聖武天皇の勅願によって天平年間(729年 – 748年)大国主大神の信託により大国主大神ら三神を白坪の里(現在地より約1km北に中山川があり、その北岸あたり)に奉斎したという、その際、道慈によって、その法楽所として傍らに建立され金剛宝寺と名付けられた[1]。 大同年間(806年 – 810年)空海(弘法大師)が逗留し光明皇后を模写した十一面観世音菩薩像を刻んで本尊とし[2]、寺名を