ウェブサービスはしばしば「永遠のβ版」といわれる。リリース後も修正や機能追加をし続けるのが一般的だからだ。実際、すでに正式サービスと呼べる段階に入っていながら、「β版」という呼称を使い続けるサービスも少なくない。 ソネットエンタテインメント ポータルサービス事業部門サービス開発部 開発チームの開哲一(ひらき のりかず)氏が手がけたクチコミ地図サービス「So-net buzzmap」も「β版」を標榜し続けている。So-netといえば、かつてはインターネット接続プロバイダとしてのイメージが強かったが、現在では同時にさまざまなウェブサービスを展開するサービスプロバイダ、コンテンツプロバイダとしても知られるようになっている。 2007年1月にα版がリリースされた「So-net buzzmap」は、ソーシャルマッピングサービス(SMS)とも呼ばれる地図サービスだ。Google Maps APIを利用