かつて汚染水を出した排水口前で宮北隆志・熊本学園大教授(右端)から説明を受ける汪永晨さん(左端)たち=2011年11月、熊本県水俣市、「産業発展と環境ガバナンス研究センター」提供 高成長のかげに公害が広がる中国で、日本の水俣病に目を向ける人たちがいる。6月に亡くなった水俣病研究の第一人者、原田正純さんの著作の中国語版も相次いで出版。半世紀を経ても解決しない公害病は、反面教師でもある。 「日本政府が認めた水俣病の患者のほかに、就職や結婚の差別を恐れて病気を隠していた… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら ※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。関連記事「遺言」輝夫さんへの思い 原田正純医師(7/24)人間愛あふれていた原田先生(6/18)「無理やり終わらせた