金谷貢容疑者が犯行に使ったモデルガンと包丁をつなげた凶器。「迫力が増すと思った」などと供述しているという(県警提供) 埼玉県警捜査1課と岩槻署などは15日、2件の強盗などの疑いで、住所不定、無職、金谷貢被告(37)=強盗などの罪で公判中=を追送検した。 捜査1課は金谷容疑者が平成18年11月〜20年2月、蓮田市の郵便局やコンビニエンスストアなどで未遂も含め7件の犯行を重ねたことを確認、被害は約470万円に上るという。 捜査1課の調べでは、金谷容疑者は18年11月29日と19年2月28日、蓮田市のコンビニエンスストア2店で、店員に包丁を突きつけ、現金計約37万円を奪うなどした疑いが持たれている。 捜査1課によると、金谷容疑者はモデルガンと包丁をテープでまいた手作りの凶器を使用。「迫力が増すと思ってつくった。遊ぶ金や生活費がほしかった」などと供述しているという。