毎年1月はCES(Consumer Electronics Show)が開催されるニューモデルの季節だが、昨年、タブレットが出荷台数でPCを逆転したといわれる。 タブレットではiPadのシェアが高いのでアップルが世界最大のコンピュータメーカーだという見方もある。一方、スマートフォン市場は、iPhoneとAndroidが激しくシェア争いを繰り広げていて、世界ではAndroidが約5倍売れているともいうが、米国や日本ではiPhoneが上回っている。 2000年代半ばにクラウドコンピューティングという考え方が生まれ、2007年のiPhoneで決定的となった。それから5年ほどが経過して十分普及したことで、いままで使われてきたPCやMacOSと、これらモバイルOSの位置づけが大きく変化しているわけだ。 それでは、こうしたトレンドがそのまま続くのかというと、そう甘くないのがこの業界である。 2020年
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