東京の有名すし店「すきやばし次郎」六本木店(東京・港)で、客の中国人グループが「すしを焼いて」などと注文をして店側と口論になったことが、中国国内で話題になっている。インターネット上で多くの中国人からマナー違反と非難され、客側が店に謝罪した。発端は今年4月。日本滞在歴5年の留学生の女性(23)が、中国の友人数人と店を訪れたが、予約時間に遅れたうえ、友人らが「生の魚は食べられない」「焼くか煮てほし
中国とベトナムが領有権を争う南シナ海で当局の船どうしの衝突が続いていることについて、ベトナム海上警察の幹部は衝突は中国側が意図的に行っているとしたうえで、「主権を守るために必要なあらゆる手段を取る」と述べて一歩も引かない姿勢を示し、双方の緊張が高まっています。 ベトナム政府は7日、海上警察の副長官らが記者会見し、中国とベトナムが領有権を争う南シナ海の西沙諸島の周辺で、7日までに中国当局の船とベトナムの海上警察などの船が複数回にわたって衝突したことを明らかにしています。 さらにベトナム政府は、中国国有の石油会社が今月から現場近くの海域で海底の掘削を進めているとしたうえで、現場は自国の排他的経済水域内であり「一方的で違法な行為だ」と中国政府に強く抗議しています。 会見では、同席した政府の国境委員会のハイ副委員長が「あくまで平和的手段による解決を追求している」と述べたものの、ベトナム海上警察のト
台湾で、中国との間で結ばれた経済協定に反対して議会を占拠し続けている大学生たちは、馬英九総統が協定の撤回には応じない考えを強調したことに反発を強めて新たに内閣の建物に突入し、混乱は長期化する可能性が高まっています。 台湾では去年6月に中国と締結したサービス分野の自由化協定を巡って、与党が承認手続きを一方的に進めようとしたことに大学生たちが反発し、今月18日、議会に当たる立法院に乱入し、協定の撤回を求めて占拠を続けています。 馬英九総統は23日、この問題で初めて記者会見を開き、「協定によって台湾の競争力は高まる」などと主張し、協定の撤回には応じない考えを強調したうえで、議会の占拠は「違法だ」として、学生との直接対話も拒む姿勢を示しました。 これに対し学生たちは反発を強め、23日夜、新たに数百人が内閣に当たる行政院の建物に突入して警察と激しいもみ合いになりました。 24日未明になっても大勢の大
先日、上海取材の折に、大型書店として有名な「上海書城」を訪れた。エリアは人民広場という都心の繁華街にあり、日本でいえば、新宿の紀伊国屋書店(本店)のような存在だ。私は中国出張のとき、いつも膨大なインタビューに時間を取られるため、なかなか街歩きをする余裕がないのだが、今回はぜひとも大型書店に足を運び、どれだけ「反日本」が置かれているのか、確かめてみたかった。 いや、実は正確にいえばそうではない。中国の書店には「反日本」がほとんど置かれていないという事実は、以前、中国人の知人から聞いて知っていたのだが、「本当に反日本は置かれていないか?」、私には半信半疑だった。何しろ日中関係は今、最悪の状態だ。日本の書店には「嫌中本」がたくさん置かれているが、果たして中国の書店事情も同様ではないのだろうか? お互いに「嫌中本」「反日本」のオンパレードなのでは? と思ったのだ。 日曜日の午後3時―。中国人の友人
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