フックには、スレッド固有のフックとグローバルなフックがありますが、今回はグローバルフックを使ってみます。 グローバルフックを使えば、ウインドウズがアプリケーションに送るメッセージを監視することができます。マウスカーソルを自動的に動かしたり、ボタンを勝手に押してくれるようなソフトもフックを使っていると思われます。 グローバルフックのフックプロシージャはDLLに置かないといけないので、グローバルフックを使うプログラムではDLLを作る必要が出てきます。また、DLLはアプリケーション1つにつき1つずつ読み込まれて、それぞれが独自のデータ領域を持つようなのですべてのDLLで共通に使用できる共有領域を作る必要があります。この領域には、フック プロシージャのハンドルを格納します。これを共有領域に置かないと複数のフックを組み込んだときにうまく動かないことがあります。 フックの種類 フックの種類を示します
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