300万部近い発行部数を誇る漫画誌「週刊少年ジャンプ」が今、転換期を迎えている。新たな方向性として打ち出しているのは「脱バトル」と「男子向け作品の強化」。連載作品の傾向から見えてきた「少年ジャンプ」の強さの秘密を解説する。日本で一番売れているマンガ雑誌「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)。モンスター連載『ONE PIECE』を筆頭に強力な連載陣を抱え、アニメ化作品も多数。嗜好が多様化した
第2回世界メディア芸術コンベンション「想像力の共有地(コモンズ)」が終わった。今回は京都精華大学のジャクリーヌ・ベルント教授に協力を仰ぎ、欧米、韓国、インドネシアからもマンガ・アニメーション関係の研究者を招き、限られた時間にはちょっともったいないくらいの多様な議論が提供された。 前の記事「想像力を共有するとは?」の冒頭でも述べたが、昨年の第1回世界メディア芸術コンベンションは「メディア芸術の地域性と普遍性」というテーマで、その副題には「"クールジャパン"を越えて」とあった。さらに今回の開催趣旨の冒頭にも次のように書いた。「マンガとアニメーションはいわゆる「クールジャパン」の中心的分野とされています。けれども日本文化をユニークで卓越したものとして産業的な関心からプロモートする言葉は、ちっとも「クール」ではない。」と。この「世界メディア芸術コンベンション」という国際会議は、国(文化庁)の催しな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く