欧州のWindowsユーザーが好きなブラウザを選べる「Webブラウザ選択画面」が数週間前に始まったばかりだが、Microsoftは既にライバルに市場シェアを奪われている。 同社のInternet Explorer(IE)は最も認知度が高く、大半のユーザーに利用されているようだが、ゆっくりと潮目が変わってきている。例えば同社の圧倒的な市場シェアは、競合ブラウザが入手しやすくなったことで圧迫されている可能性がある。 この傾向が続けば、ブラウザ選択画面を義務付けた欧州連合(EU)の決定の結果、最も勢いを伸ばすのはMozillaのFirefoxかもしれない。Firefoxは世界で2番目に人気のあるブラウザで、その上にいるのはIEだけだ。 Firefoxの市場シェアはIEをかなり下回るものの、EUは主要国の集合で、数億人のユーザーがいる。IEからFirefoxやほかのブラウザへ乗り替えるユーザーが増
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