年金財政上必要な利回りを最低限のリスクで確保＝ＧＰＩＦの投資原則３月２６日、年金積立金管理運用独立行政法人（ＧＰＩＦ）は、年金財政上必要な利回りを最低限のリスクで確保することを柱とする「投資原則」を策定したと発表した２０１４年９月撮影（２０１５年 ロイター/Yuya Shino） ［東京 ２６日 ロイター］ - 年金積立金管理運用独立行政法人（ＧＰＩＦ）は２６日、年金財政上必要な利回りを最低限のリスクで確保することを柱とする「投資原則」を策定したと発表した。 同日午後、運用委員会（委員長・米澤康博早大院教授）を開催し、了承した。 投資原則では、資産、地域、時間などを分散して投資することを基本とし、短期的には市場価格の変動があるものの、長い投資期間を生かして安定的な収益確保を目指すことを盛り込んだ。株式投資では、スチュワードシップ責任を果たすような活動を通じ、中長期的な投資収益の拡大を図る。 同時に発表した「行動規範」は、ＧＰＩＦの役職員が順守すべき基本
