トウカイテイオーが急死 25歳、急性心不全か 1年に及ぶブランクを乗り越え、1993年有馬記念を優勝したトウカイテイオー(右)(左は2着ビワハヤヒデ) 無敗で1991年の皐月賞、ダービーを制し、93年有馬記念での奇跡の復活Vなど、数々のドラマを演じてきたトウカイテイオー(牡25歳)が30日、種牡馬としてけい養されていた北海道安平町の社台スタリオンステーションで死んだ。原因は急性心不全とみられている。同馬は、G1・7勝を挙げた父シンボリルドルフの最高傑作として競馬ファンを魅了。95年から、種牡馬生活を送っていた。 競馬史上に残るスーパーホースが、この世を去った。30日午後3時半頃、社台スタリオンステーションの放牧地から厩舎に戻ってきたトウカイテイオーは、馬房の中で倒れ、そのまま息を引き取った。 原因とみられるのは、急性心不全。詳細については、病理解剖で後日明らかになるが、種牡馬生活で病気にな