REST っていう考え方は、すんごく大雑把に言うと「せっかくだから俺はこの Web をもっと活用するぜ」というもの。本来の REST の思想は Web とは無関係で、もっと抽象的な、本書の言葉を借りれば「アーキテクチャスタイル」と呼ばれるもの。ただ、全国的に Web という上手くいってる実例があるから、REST は Web の上にのっかちゃえばいいじゃん、と言った現実主義的な側面もある。この辺の定義や各概念の関係ってゴチャゴチャしてるんで、一回整理したり振り返りたくなった時に本書を参照するとよさそう。 RESTful Web サービスというのを、自分なりにこれまた大雑把にまとめてみる。 まず、HTTP には GET,PUT,DELTE,POST,HEAD というメソッドがあるから操作はこれに限定すればシンプルになるよね、という統一インタフェース。他にも HTTP でいいじゃん的な思想は随所