東京 中野区の「中野サンプラザ」の跡地の再開発計画について、19日、区議会で、事業を進めるために区と事業者が結んでいた協定を解除するための議案が全会一致で可決されました。区は近く協定を解除し、再開発の計画の見直しを進めていくことにしています。 地元のシンボルだった「中野サンプラザ」の跡地の再開発をめぐっては、高さ262メートルの超高層ビルなどを建設する計画でしたが、事業費が見込みの2倍近くの3500億円余りに膨らむおそれが出たため、区は計画の断念を決めました。 19日開かれた区議会の本会議で、区が野村不動産などの再開発事業者と結んでいた協定を解除するための議案が諮られ、全会一致で可決されました。 これを受けて区は、来月にも協定を解除したうえで計画の本格的な練り直しを進める方針です。 中野サンプラザの跡地には今も建物がそのまま残っていますが、区は改修して再利用することは難しいという考えを示し
