久喜市鷲宮地区の鷲宮神社通りで9月6日、「土師(はじ)祭」(土師祭輿会主催、久喜市商工会、埼玉新聞社共催)が開催される。江戸時代に製作された千貫神輿と鷲宮名物の「らき☆すた神輿(みこし)」の競演をはじめ、33回目となる今年も盛りだくさんの内容。関東最古の神社前で、新しい文化の花を咲かせる。 土師祭は、担ぎ手不足により途絶えていた千貫神輿を70年ぶりに復活させた地域の祭り。鷲宮地区を舞台地とした人気アニメ「らき☆すた」放映後の2008年に「らき☆すた神輿」が登場し、サブカルチャー色が加わった。家族連れからオタクまで幅広い層でにぎわい、昨年は7万5千人が来場した。 関東一円から1500人の担ぎ手が集う千貫神輿は午後1時と6時から、らき☆すた神輿は午後6時半から練り歩く。神輿だけではない。スワンボートが先導する移動ステージ「オタクニカルパレード」も神社通りを進み、DJパフォーマンスやアニメソング