ここ数年、ロフトをはじめ通年で手帳を扱う販売店も増えてきている。各社の手帳もユーザーのニーズにこたえるように、1月始まりのものだけではなく、4月始まり、9月始まりなど多様化している。 それでも例年、10月末から11月ともなると、文具店でも書店でも、翌年の手帳が並ぶ。 では2011年の手帳トレンドはどうなっているのだろうか。 今回取材をした手帳メーカー広報担当者(クオバディス・ジャパン、ファイロファックス、レッツ)や『モレスキン「伝説のノート」活用術』著者らに話を聞いたところ、共通する答えが返ってきた。まとめると以下のようになる。 ■この10年くらいで携帯電話でアドレス帳を管理する人が増えてきた。それを象徴するようにアドレス帳そのものが付属せず、かわりにノートが付属するタイプの手帳が増えた ■デジタルツールでスケジュールを管理する人が増えた。2008年のiPhone 3G登場以降、その傾向は