このところ世界最長の観光モノレールとか世界最大の水車など、とにかく大きなものばかりをレポートしたせいか、もっとメジャーな世界最大の乗り物が日本にやってくるというニュースを見て、反射的に観に行こうと決めてしまいました。 世界最大の旅客機として、運用が始まったばかりのエアバスA380が関西国際空港、いわゆる関空に試験飛行で初めてやってくるというのです。 それを知ったのは飛来する2日前。咄嗟に朝イチの羽田発関空行きの航空券を予約してしまったのでした。 (萩原 雅紀) 眠い目をこすって 自宅最寄りの駅から始発に乗って1時間ちょっと、早朝の羽田空港へ。さらに飛行機に乗り換えて、無事に関空に着陸したのがまだ朝の8時。 なんて書くと旅慣れている感じですが、飛行機なんて今まで片手で数えられるくらいしか乗ったことがない非日常な乗り物で、眠気と相まってまったく現実感のないままここまで来てしまいました。目的のA
機体の約35%を国内の製造業が担当するなど、日の丸技術が広く取り入れられている米ボーイングの新しい中型旅客機「787(以下B787)」。初号機の完成前にもかかわらず、817機の受注を獲得し、民間航空機史上最高のヒットとなっている。 だが、日本の製造現場からはB787の好調を喜ぶ余裕は急速に失われつつある。代わって広がっているのが、B787製造の先行きに関する懸念である。 「かんばん方式」が仇に? 昨年10月、ボーイングは最初の納入先である全日本空輸(ANA)への初号機の引き渡しが半年ほど遅れて、今年11~12月になると発表した。機体の部品を留める特殊なリベットの品不足などを理由としている。北京五輪の開催に合わせ今年夏に導入予定だった中国東方航空など、ほかの航空会社への引き渡しもずれ込む見通しだ。 この「787ショック」が国内の製造各社にも深刻な影響を与えようとしている。ボーイングは必要な時
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