ロッテは5日、東京都墨田区で今年4月6日に「ロッテシティホテル錦糸町」をオープンすると発表した。同社は韓国のグループ企業がソウルで高級ホテルを運営しているが、日本でのホテル事業進出は初めて。菓子の主力商品「コアラのマーチ」のキャラクターをあしらった客室を設けるなど独自性を打ち出し、観光客やビジネス客の取り込みを図る。 ロッテシティホテル錦糸町は、JR・東京メトロの錦糸町駅前に建設。地上19階、地下2階建てで、9タイプ、213の客室を備える。都心のビジネス需要のほかに、東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)や、墨田区内に建設中の電波塔「東京スカイツリー」などを訪れる観光客もターゲットとする。 ホテルのコンセプトは菓子メーカーらしく「Tokyo Sweet Stay」。コアラのマーチの客室(2室)をはじめ、チョコレートをテーマにしたカフェレストラン「シャルロッテ チョコレート ファクトリー」を