最近どうも気になってしょうがないのが、レンズの「ボケ味」です。レンズ交換式のミラーレスカメラに「ペンタックスQ」や「ニコン1」の登場もあり、小さな撮像素子でどれだけぼけ味を活かした、写真ならではの描写を表現できるのだろうかというのが大いに気になるところです。すでに「ニコン1」では近接撮影すれば、背後は適度にぼけるという報告をしましたが、「ペンタックスQ」には、BC(ボケコントロール)なるモードが設けられたのです。このBCモードは、ピントが合ったところ以外のボケた部分の描写を電気的な画像処理で調整できるというものなのです。ペンタックスQの発売は8月31日でしたが、どうしてもこの“BC”モードが気になるので、この時期改めて、01 STANDARD PRIMEレンズのSMC PENTAX 8.5mmF1.9 AL[IF]を付けてボケコントロールの具合を重点的に見てみました。 外観写真とは別に、モ