高校のときに知り合って、ほとんど毎日遊んでるくらい仲のいい友達がいた。 電話もメールもしょっちゅう。夜中まで趣味の話で盛り上がったし、悩み事があるときは必ずお互い相談していた。 彼女はやりたいことがあると言って、高校を卒業するとすぐある創作活動を始めた。 私は特にやりたいことが決まってるわけでもなかったので普通に受験して大学に行った。 大学に行ってから、色んな人と知り合って、新しい友達もできた。 勿論回数は減ったけど、相変わらず彼女とは連絡をとり、たまに会って近況を報告しあった。 彼女は今こんなことをしてる、と言って創作活動の作品を見せてくれた。 正直自分から見ると、それはあくまでも趣味の範囲のレベルにしか見えなくて、本当にこれで食べていけるようになるのかな…? と疑問を感じるときもあった。 でも彼女に対しては、手放しでその作品を褒め続けた。 私は彼女に、大学の友達とした喧嘩の話や、バイト