経営再建中のテーマパーク、ハウステンボスは、2008年6月をメドに基幹システムを刷新する。複数のホテルや店舗などで売り掛けができるPOSシステムをベースに、顧客一人ひとりへのサービスを向上させる。同時に開業以来変えなかった業務内容を見直し、大幅な改革を施す。08年度には単年度黒字を目指す。 四季色とりどりの花に囲まれる、オランダの街並みを再現したテーマパーク、ハウステンボス(長崎県佐世保市)は、2003年に会社更生法を申請し、現在経営再建中だ。業績は05年度に底を打ち、06年度は入場者数、売上高ともに回復基調に転じた(図1)。 図1●新生ハウステンボスは基幹システムの刷新によって、入場者数や売上高を増加させるだけではなく、無駄を省いて「利益の出せる」経営体質へと変革を目指す [画像のクリックで拡大表示] 06年から3年間の中期計画では100億円を投資し、設備とサービスの両面で新生ハウステン
9月1日に東京・有楽町で開業した高級ホテル「ザ・ペニンシュラ東京」。同ホテルは顧客サービスの質的な向上を狙い,NTTドコモのFOMA/無線LANデュアル端末「N902iL」を約450台導入した。ユニークなのは,宿泊客が自由に使えるように全客室に配備したこと。フロントの呼び出しやルーム・サービスの注文に使えるのはもちろん,ホテルの外に持ち出して携帯電話としても利用できる。 ザ・ペニンシュラ東京を運営する香港上海ホテルズは,香港やニューヨークなど北米/アジアを中心に八つのホテルを運営している。同社インフォメーション・テクノロジ部門ジェネラル・マネージャのシェーン・アイザック氏は「第3世代携帯電話(3G)と無線LANのデュアル端末を採用したのは日本が初めて。他のホテルでも聞いたことがない」と誇らしげに語る(写真1)。 運用を工夫して客室にも配備 香港上海ホテルズが東京での開業を決めたのは2003
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