後楽園、東京ドームを有する水道橋に18日、新しいコンセプトのホテルが誕生した。その名は「庭のホテル 東京」。5年近くをかけて開発に取り組んだ同ホテルは、江戸から明治にかけての名所旧跡が残る水道橋という立地から、江戸の伝統的な"和"と現代を融合した「和モダン」をコンセプトしているという。今回は先だって行われた内覧会の様子をお伝えする。 【中庭・エントランス】 瓦や水盤を使用した小さな雑木林をイメージした中庭 まず、ホテル名にも含まれている"庭"に注目したい。エントランス部分へと続く中庭は、ホテルをはじめとした数々の庭園を手がける山田茂雄氏によるもの。"小川を流れる小さな雑木林"をイメージに、一年を通じて四季を体感できる景観を作り上げたという。植栽は24種類が植えられており、建物正面の植栽をあわせると計32種類の草花が堪能できるそうだ。中庭に使用されている石や瓦は年代物をあえて取り入れた。この