「人間サプライチェーン」をコンセプトに勤務シフト表を作成するソフトウェアを構築したのはソフトウェア開発ベンチャーのウィンワークス。茨城県のホテルはこの仕組みを導入し、シフト表作成にまつわるさまざまな課題を解決した。 こう話すのは、茨城県つくば市のホテル、オークラフロンティアホテルつくばの総務部次長を務める御代田英至氏だ。ホテル内に3つあるレストランを運営するため、これまで各店長などのマネジャーは正社員やアルバイトの勤務シフト表作成業務に追われていた。満席を想定して従業員を配置するものの実際には客足が伸びないといった日も多く、無駄な人件費が掛かっていることも問題だった。 そこで、客足の過去の実績などを考慮した上で、最少人数の勤務表を作成するソフトウェアを使うことにした。導入したのはウィンワークスが提供する「WINWORKS One」だ。ウィンワークスの渡辺邦昭社長は、以前製造業向けサプライチ