撮影・津久井珠美 2016年12月3日と4日の2日間、「第3関西蚤の市」にお越しいただき、ありがとうございました。12月とは思えない過ごしやすいお天気に恵まれた初日。昨年を大きく上回り、次から次へと会場に姿を見せる来場者のみなさまの姿に、胸がいっぱいになりました。澄みわたる青空と、澄んだ空気を透過して眩しく映えるアンティークの品々。セントウルガーデンが異国の蚤の市と化し、自分がエトランゼのように錯覚するほどでした。終盤、12月にはあまり降らない雨に見舞われた2日目。長い蚤の市の旅が終わってしまうのを、空も名残り惜しみ悲しんでいるかのように感じられました。そして、この旅は終わりではなく、まだまだ続いていくというメッセージなのだろうと。 第10回東京蚤の市の開催からわずか2週間。東から西へ。秋から冬へ。次々に訪れるスイッチの連続に焦りを覚える瞬間もありましたが、東京で湧き上がった熱き蚤の市愛を