船場吉兆(大阪市中央区)による偽装表示事件で、同社が無免許で梅酒を製造し、本店や福岡市内の博多店で販売していたことが25日、わかった。酒税法に抵触する疑いがある。船場吉兆側は「国税当局から指摘があり、現在調査を受けている。詳しいことはまだわからない」と話している。 関係者によると、船場吉兆は酒類販売の免許はあるが、製造免許は取得していない。しかし、調理スタッフが梅を漬け込んで梅酒を自家製造し、食前酒などとして客に提供していたという。 博多店では平成11年ごろからメニューに載せ、グラス1杯700〜800円で販売。本店ではそれ以前から梅酒を提供していた。博多店の関係者は「本店ではずっと梅酒を出していたので、博多店もその流れをくんでメニューに加えた。酒税法は特に意識していなかったのではないか」と話している。 無免許で梅酒を製造、販売していたことは、船場吉兆が農林水産省に提出した「改善報告書」の中
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