北朝鮮核実験：地震波から見て「成功」か 専門家の見方 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)大気収集を終えて築城基地に戻った集じんポッドを搭載したＴ４練習機＝福岡県築上町で２００９年５月２５日午後９時５５分、田中雅之撮影 北朝鮮の核実験について、専門家からは観測された地震波が前回（０６年１０月）の数倍～十数倍と大きいため、実験は成功したとの見方が出ている。 地震波は世界各地で、２５日午前９時５５分（日本時間）ごろ観測された。気象庁地震津波監視課の関田康雄課長は、前回とほぼ同じ朝鮮半島北東部が震動源との認識を示した上で、（１）この地域は地震活動が活発ではない（２）地震は小さいＰ波（縦波）のあとに大きいＳ波（横波）が観測されるが、今回はＰ波が大きくＳ波が小さい（３）前回の核実験とされる波形と非常によく似ている－－と説明する。 筑波大の八木勇治准教授（地震学）は「波形を見ると、Ｓ波があまり見られない。核実験による地震だと思われる」と指摘する。 最終的な核実験の確認は、地下から染み出して
