国内のソフトウェア個人開発者であるCNCC氏は7月23日、音声読み上げソフト「SofTalk」において、音声合成ミドルウェア「AquesTalk」への対応を中止することを発表した。また、同氏はしばらくSofTalkの開発自体を休止する意向を示している。 「SofTalk」は、CNCC氏が開発する音声読み上げフリーソフトウェア。テキストを入力すると合成音声を出力してくれる仕組みで、実況動画の音声などに広く用いられてきた。代表的なのは、一頭身化された「東方Project」キャラクターが掛け合いを繰り広げる動画での利用。いわゆる「ゆっくりボイス」だろう。同ソフトは複数の合成音声ライブラリに対応しており、ユーザー側で切り替えが可能。ライブラリの種類で声質も変化する。ゆっくりボイスとして認知されている声は、国内企業AQUEST(アクエスト)が開発する音声合成ミドルウェア「AquesTalk」シリーズ
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