光が強いほど、影で何が起きているのか見えにくくなる――。かつて、不祥事で上場廃止の瀬戸際まで追い込まれた著名企業家の述懐だ。あれから数年。代わって脚光を浴び続けてきた交流サイトの携帯ゲーム業界が揺れている。直近の震源は消費者庁が景品表示法違反の懸念を表明したこと。業界では「コンプリートガチャ」と呼ばれる遊び方を廃止する方針を打ち出した。景表法は「カード合わせ」による景品の提供を禁じる。「あと
光が強いほど、影で何が起きているのか見えにくくなる――。かつて、不祥事で上場廃止の瀬戸際まで追い込まれた著名企業家の述懐だ。あれから数年。代わって脚光を浴び続けてきた交流サイトの携帯ゲーム業界が揺れている。直近の震源は消費者庁が景品表示法違反の懸念を表明したこと。業界では「コンプリートガチャ」と呼ばれる遊び方を廃止する方針を打ち出した。景表法は「カード合わせ」による景品の提供を禁じる。「あと
携帯ゲーム関連株が急落=「コンプガチャ」違法の可能性で 携帯ゲーム関連株が急落=「コンプガチャ」違法の可能性で 7日の東京株式市場で、携帯電話を通じたゲーム事業を展開しているグリーやディー・エヌ・エーの株価が急落した。交流型ゲームの新商法「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」について、消費者庁が近く景品表示法に抵触するとの判断を下す見通しと伝わり、売り注文が殺到した。 コンプガチャは、ゲーム各社の収益源として期待が高かっただけに、収益悪化懸念が台頭した。市場関係者からは「違法となれば、これまでに使った金額の返還を求められる可能性がある」(中堅証券)との声も上がっており、先行きの業績に対する警戒感が高まった格好だ。 グリー株の終値は、連休前に比べ500円安の1651円、ディー株も同500円安の1990円と、いずれも値幅制限いっぱいとなるストップ安だった。(2012/05/07-15:55
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く