『この人を見よ』(西: Ecce Homo、英: Behold the Man)は、スペインの画家エリアス・ガルシア・マルティネスによるフレスコ画。 スペインアラゴン州サラゴサ県ボルハ市サントゥアリオ・デ・ミセリコルディアにある教会(Santuario de Misericordia)の柱に描かれており、いばらの冠を頂くイエス・キリストの姿を描写している。 題名である「この人を見よ」(エッケ・ホモ)は、新約聖書においてユダヤ属州総督ピラトが処刑を求める群衆をなだめようとして鞭うたれたイエスを指し示した際に放った言葉とされる。グイド・レーニによる同じテーマのクロモリトグラフがあり、その影響を受けて描かれた可能性が指摘されている[要出典]。作者であるマルティネスが休日をこの地で過ごしていた縁で村に寄贈したもので、作者によると「慈悲の聖母 (Virgin of Mercy) への祈りの気持ちを込