東京電力の福島第1原発の事故について、経済産業省の原子力安全・保安院は2011年3月18日、事態の深刻度を示す国際原子力事故評価尺度の暫定値レベルをこれまでの4から国内最悪の5に引き上げた。 同尺度は8段階で、最も深刻なのは「レベル7」。1986年に起きた旧ソ連のチェルノブイリ原発事故がこれに当たる。今回引き上げられた「レベル5」は、79年の米国のスリーマイル島原発事故と同じだ。「所外へのリスクを伴う事故」と位置づけられている。99年の茨城県東海村の臨界事故は「レベル4」だった。
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