ロシアのプーチン大統領は、旧ソビエトのアゼルバイジャンとアルメニアが係争地ナゴルノカラバフをめぐる戦闘を停止することで合意したと発表しました。この中には係争地の一部がアゼルバイジャン側に返還されることも盛り込まれていて、合意内容が確実に履行されて戦闘が終結するかが焦点です。 ロシアのプーチン大統領は10日、アゼルバイジャンとアルメニアが係争地のナゴルノカラバフをめぐる戦闘を、停止することで合意したと発表し、すでに停戦は発効しています。 停戦の合意は、9月下旬に起きた最初の軍事衝突以降、これで4度目となりますが、今回は、ロシア軍の平和維持部隊が現地に展開し停戦の維持にあたっています。 プーチン大統領は「合意は、ナゴルノカラバフをめぐる危機を長期的に解決するための条件を作り出すだろう」と強調しました。 ロシア大統領府が発表した合意内容によりますと、係争地の一部がアルメニア側からアゼルバイジャン
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