点字ブロックをわたる人型ロボット=20日、大阪市西淀川区、荒元忠彦撮影 ロボットの開発・製造会社「ヴイストン」(大阪市)などは、高齢者らの支援のための人型ロボット「ロボビー」の最新機を発表した。国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)と開発し、旧機種より105万円安い399万円で販売を始めた。 発表したのは、身長108センチ、幅50センチ、奥行き52センチで体重が35キロの「ロボビーR3」。2004年11月発売の旧機種より20キロほど軽いが、足回りが強化され点字ブロックやスロープがあっても進むことができる。ゲーム機のコントローラーのようなリモコンで簡単に操作できる。 人との意思疎通を実現するために、USBカメラの目、モノラルマイクの耳、スピーカーの口をもち、頭や肩、手、足元にある計11個のタッチセンサーで、ものに触れたことを感じ取る。 販売先は研究機関に限定。高齢者や体の