ロームがグループ計1000人を削減へ、OKIから買収の半導体子会社も対象 ― EE Times Japanロームは、約2万人のグループ従業員のうち約5％に相当する1000人程度の人員を削減する方針を明らかにした。そのうち約600人は、2008年10月に買収したOKIの半導体子会社であるOKIセミコンダクタの従業員を対象とする。ロイター通信が2008年11月7日（日本時間）に報じた（参考リンク：ロイター通信の英文記事）。 ロイター通信の記事によれば、1000人程度の削減に向けてロームは2008年上期に早期退職プログラムを実施しており、これに応じた約250人がすでに退職済みである。同社は2008年11月6日、システムLSIの需要減などを背景に、2009年3月期の通期連結業績予測を下方修正すると発表した。それによると営業利益の予測値は285億円で、2008年5月8日に発表した前回予測から35.2％引き下げた。これは、前期（2008年3月期）比58％減に相当する。 ロームは2008年10月1日
