東京電力による計画停電実施中に東京都八王子市の男性(61)が自宅で発電機を使用していて倒れ、死亡したことが24日、東京消防庁への取材で分かった。一酸化炭素(CO)中毒とみられ、同庁などが経緯を調べている。 同庁によると、使用していたのは燃料でエンジンを動かし電力を発生させる「発動発電機」で、排ガスにCOが含まれていた可能性が高い。同庁は「ほかにも、しちりんなどの使用中に中毒になったとみられる事故が起きている。換気に気を付けてほしい」としている。 同庁などによると22日午後7時40分ごろ、八王子市内のアパートの台所で男性が倒れているのを帰宅した息子が見つけ通報。周辺では同日午後、計画停電が実施されており、発電機はその際に使用されたとみられる。