サムスンとアップルの特許戦争が長期戦に入り込んでいる。 豪州連邦最高裁は9日(現地時間)、アップルがサムスン電子の「ギャラクシータブ10.1」に対して申請した販売差し止め請求を棄却することを最終決定した。先月30日に豪裁判所が「ギャラクシータブ10.1」販売を認めると、アップルはこれを不服として連邦最高裁に上告した。しかし豪裁判所は最終審でもサムスンの手を上げた。 これに先立ちフランスではアップルに軍配が上がった。パリ裁判所は8日、アップルのスマートフォン新製品「iPhone4S」に対するサムスンの販売差し止め請求を棄却した。これを受け、世界を舞台にした訴訟戦で、サムスンとアップルはお互いに致命打を与えるのに失敗した。 オランダではアップルが「ギャラクシーS」に対する販売差し止めを引き出すのに成功した。しかしサムスンは該当部分を修正して裁判所の判決を避けた。ドイツでも「ギャラクシータブ10
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