四川省資陽簡陽市内で28日午後2時ごろ、屎尿だめのなかのメタンが爆竹に引火する事故が発生した。男児が、爆竹を屎尿だめの蓋(ふた)の穴に押し込んだためと分かった。中国新聞社が報じた。 屎尿だめのコンクリート製の蓋3個が吹き飛んだ。現場ちかくのマンションもコンクリートの破片の直撃を受け、最も高い位置で6階の窓ガラスが割れた。 爆竹で遊んでいたのは児童3人で、路上のごみ箱に火のついた爆竹を投げ込んだりしたので、近くの路上でトランプをしていた大人が叱責したばかりだった。大人たちが座っていたのは、事故現場から10メートルほど離れた場所だった。 トランプをしていた1人によると「ゲームを始めて、5枚目のカードを引いた瞬間に巨大な轟音がした」と述べた。見ると、子ども2人が吹き飛ばされるのが見えた。1人が建物2階の高さまで、もうひとりは3階の高さまで飛ばされ、街路樹の枝にいったんひっかかってから花壇に