福島県は17日、同県伊達市で15日に採取された野生のマツタケから暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)の6.6倍に当たる3300ベクレルの放射性セシウムを検出した、と発表した。同県のマツタケの基準値超えは初めて。 このほか同じ日に南相馬市で採取したハツタケからも基準値の39.8倍に当たる1万9900ベクレルのセシウムを検出した。 ただ、伊達、南相馬両市は政府が原子力災害対策特別措置法に基づき野生キノコの出荷停止を指示した地域に含まれており、問題のマツタケとハツタケはともに市場に流通していない。