『8番出口』にて、通路で出会うことになるおじさんのさまざまな二次創作が生み出されている。名もなきおじさんに対するプレイヤーたちの愛は強まっているようだ。 『8番出口』は、ホラー要素のある短編ウォーキングシミュレーターだ。本作の舞台は、無限に続く地下通路。標識を見る限り8番出口の近くにいるようだが、歩いても出口にたどりつくどころか同じ道をループしてしまう。通路の案内板を見るに「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」「8番出口から外に出ること」が通路のルールであり、脱出の糸口のようだ。プレイヤーは地下通路の異変を観察しながら、出口を目指す。 通路は静まり返っており、足音と蛍光灯などの電子機器の音が響くのみ。無機質な環境や突然起こる不気味な異変も相まって、心細さも極まる。そして無限に続く地下通路では、ループのたびに出会うことに