「マーゴン」がやばい――その勢力の大きさや予想された進路から、ネット上では少なからぬ騒ぎを巻き起こした台風6号。特に今回は掲示板やツイッターなどで「マーゴン」という台風の「アジア名」が連呼され、記憶に残った。 日本では毎年、発生順に「台風○号」と呼ばれている台風だが、実は台風には一つ一つに、「アジア名」と呼ばれる国際的な「名前」が付いている。いったいこの名前は誰が、どのような基準で付けているのか。 アジア各国由来の名称を順繰りに使用 台風とは東アジアで発生する強い風力の熱帯性低気圧のこと。同じ気象現象がマレー半島以西ではサイクロン、米国ではハリケーンと呼ばれる。 台風の「名前」を決めているのは、日本などアジアを中心に14か国の政府が参加する国際防災組織「台風委員会」だ。 台風の発生域にはグアムなど米国領海も含まれていることもあり、米国は、ハリケーンなどと同じく人名風の名前を付けていた。しか
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