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増田創作に関するext3のブックマーク (4)

  • 恩師の下着に感謝

    中学時代、下着の校則違反を数えて、体育祭の得点から減点するという「伝統」があった。 当時は管理教育の全盛期。 下着だけでも色・形状などが細かく校則で指定されていた。 悪質なのは、それを生徒同士で監視するシステムになっていたこと。 違反者は教師にチクられ、その分がのちに体育祭の持ち点から減点されるという決まりなのだ。 赤組・白組それぞれの減点数は日々校内で告知され、連帯責任を煽る構造ができあがっていた。 もちろん、これに反抗する生徒は多かった。 二年生のあるとき、体育祭の出し物を決める学級会のなかで、この制度はおかしいという話になったことがある。 「生徒だけ監視されるなんて、不公平です!」 立ち上がって先生に抗議したのは、ボス格の女子だった。 やがて「そうだ、そうだ」という声が教室のあちこちから起こる。 私たちの担任はといえば、まだ若い女性教師だった。 いま思えば、先生自身もこの制度はおかし

    恩師の下着に感謝
    ext3
    ext3 2021/05/21
    あれ…?男子校の話じゃなかったっけあれ…。最後にそういうオチなのかと思ったら女性教師だしな
  • ずーっとブツブツ言ってるおっさん

    それはもう十年以上前の話だ。 僕は朝五時には起きて、五時半くらいに家を出て、五時四十分くらいの電車に掛け乗り、そこから乗り継ぐこと約2時間という結構な通勤時間でとある職場に毎日出勤している生活だった。 そこへ行くには、電車のパターンが幾つかあって、一番早いのであれば一時間二十分で着く。 どうしてそれを選ばなかったかと言うと、ある路線を使うと非常に快適に通勤出来るからであった。 それは特急列車で、ゆったりした座席があり、しかも特急料金がないのである。 そして、目的駅につくまでしっかりと睡眠を取るのだった。 ところが、時折この快適な睡眠を邪魔する人がいる。 毎日ほぼ同じ時間の特急を利用していたのだけれど、朝は同じ人が乗り込むことが多いので、曜日に寄ってはやたらめったら会話をする人がいたりするわけだ。 それで、そういう乗客とかち合わないように、曜日によって時間を変えたり色々工夫して快適になり始め

    ずーっとブツブツ言ってるおっさん
    ext3
    ext3 2020/06/21
    金色夜叉ってミステリーかしら
  • 笑っちゃう

    「私、お父さんのこと好きなのよ」 夕飯後、テレビを観ていると母が唐突に呟いた。 母はあまりそう言うことを口にする人ではなかった為、私は内心とても驚いた。 「知ってるけど」 「そうなの?」 「そうじゃなきゃ、私が生まれてないでしょ」 母の反応が面白く笑ってしまった。 「ああ~それもそうなんだけどね。お父さん、絶対に私のこと見つけてくれるの」 「どういうこと」 「はぐれた時とか、私が写ってる集合写真を見た時とか、真っ先に見つけてくれるのよ。大したことじゃないかもしれないけど、それが凄く嬉しくて」 「それは嬉しいでしょ」 「見つけてもらって嬉しいのは私の方なのに、お父さんの方が嬉しそうな顔してるの。笑っちゃうでしょ」 それを「幸せ」と言うんじゃないだろうか。 「言えばいいのに」 「誰に」 「お父さんに」 「ええ~それは無理」 「酷い。明日にでも言いなって」 「考えておく」 空になったコップを持ち

    笑っちゃう
    ext3
    ext3 2017/11/19
    あそういうオチか
  • いつまでも心に残る沈黙 - はてな匿名ダイアリー

    心に残る言葉があるのと同様に、いつまでも心に残る沈黙というものもある。いや、残ってしまうというのが正しいのかもしれない。きみがあの時何を言いかけたのか、僕は未だにわからないでいる。 そもそもそんなに近しい間柄ではなくて、僕が帰ってきたときにみかけたらちょっと立ち話をする程度で、それでも仕事の用事でたまに来るメールは、同い年のよしみもあったのだろう、すごくくだけた感じで、僕はそれが好きだった。 その時も、偶然に君をみかけて、玄関まで歩いていくついでに世間話をした。めずらしく僕が話を振ったりして、その後ふと訪れた沈黙のあとにきみは何かを言いかけて、やめた。僕は一応問い返してみたのだけれど、きみは「んーん、何でもない」と言ったっきり黙ってしまい、僕は沈黙に耐えかねてほかの話題を振ったりしたのだけど、そのうちに道のりは尽き、きみは「じゃあねー」と軽やかな一言を残して引き返していった。 きみが会社を

    いつまでも心に残る沈黙 - はてな匿名ダイアリー
    ext3
    ext3 2009/07/02
    社会人向けのラノベとかもそれなりに需要有るんじゃないかなと言う気がしてきた
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