「……眼を開け……。 ……この戦慄すべき脳髄の悪魔振りを正視せよ。 ……そうして脳髄に関する一切の迷信、妄信を清算せよ。」 (夢野久作 『ドグラマグラ』 より) 東雅夫 編 『伝奇ノ匣5 夢野久作 ドグラマグラ幻戯』 学研M文庫 ゆ-2-1 学習研究社 平成15年5月20日初版発行 846p(うち口絵24p) プロフィール2p おことわり1p 文庫判 並装 カバー 定価1,600円+税 ドグラマグラ読本。 本文中図版(「傀儡師」夢野久作自筆挿絵)5点。 別丁口絵として猪瀬光氏による写真作品(モノクロ)12点と短いエッセイ。 帯文: 「空前絶後の幻魔怪奇ガイドブック 『ドグラ・マグラ』の すべてが解る! 夢野宇宙に対峙するミニ写真集や 呉秀三の奇書『磯辺偶渉』復刻など満載!」 カバー裏文: 「探偵文壇の鬼才・夢野久作が、生涯を賭けて書きあげた大作『ドグラ・マグラ』――作者みずから「幻魔怪奇探
(Yumeno Kyusaku)[1889.01.04-1936.03.11] 日本探偵小説全集第四巻(創元推理文庫:1984) 「瓶詰の地獄」(1928) 『氷の涯』(1933) 『ドグラ・マグラ』(1935) 三一書房 夢野久作全集 全七巻(1969-1970)+ 第一巻 「あやかしの鼓」(1926) 「夫人探索」(1927) 「いなか、の、じけん」(1927-1930) 「人の顔」(1928) 「死後の恋」(1928) 「瓶詰の地獄」(1928) 「涙のアリバイ」(1928) 「押絵の奇蹟」(1929) 「微笑」(1929) 「支那米の袋」(1929) 「鉄槌」(1929) 「空を飛ぶパラソル」(1929) 「復讐」(1930) 「卵」(1929) 「童貞」(1930) 「一足お先に」(1931) 「冗談に殺す」(1933) 「霊感」(
本名・杉山泰道。右翼の大物・杉山茂丸の子として生まれ、はじめ農園経営に従事。僧侶、新聞記者などを経て、作家に。死の前年に書かれた大作『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇味と幻想性の色濃い作風で日本文学にユニークな地歩を占める。 「夢野久作」 公開中の作品 青水仙、赤水仙 (新字新仮名、作品ID:937) →海若 藍平(著者) 悪魔祈祷書 (新字新仮名、作品ID:2382) 虻のおれい (新字新仮名、作品ID:46716) →香倶土 三鳥(著者) 雨ふり坊主 (新字新仮名、作品ID:914) →香倶土 三鳥(著者) あやかしの鼓 (新字新仮名、作品ID:531) 縊死体 (新字新仮名、作品ID:2377) 医者と病人 (新字新仮名、作品ID:46717) →香倶土 三鳥(著者) いなか、の、じけん (新字新仮名、作品ID:919) 犬と人形 (新字新仮名、作品ID
夢野 久作(ゆめの きゅうさく、1889年〈明治22年〉1月4日 - 1936年〈昭和11年〉3月11日)は、日本の小説家。陸軍少尉、禅僧、新聞記者、郵便局長という経歴も持つ。幼名は直樹、出家名は杉山泰道(すぎやまやすみち)、禅僧としての名は雲水(うんすい)、号は萠圓、柳号は三八。 三大奇書の一つ『ドグラ・マグラ』をはじめ、田舎の風土を醸したホラー、怪奇幻想の色濃い作風で名高い。詩や短歌に長け『白髪小僧』中の神話、『猟奇歌』などに代表される。絵もよくし、初期には『九州日報』で童話や今でいう一コマ漫画を描いた。 父は政界の黒幕と呼ばれた玄洋社の杉山茂丸。長男はインド緑化の父と言われる杉山龍丸。三男は詩人の杉山参緑。「夢野久作と杉山三代研究会」の杉山満丸は孫[1]。 1936年(昭和11年)3月11日脳溢血で死亡、享年47。 生涯[編集] 1889年(明治22年)1月4日、杉山茂丸、ホトリ(旧
頭山 満(とうやま みつる、安政2年4月12日(1855年5月27日)[1] - 昭和19年(1944年)10月5日[1]、幼名:乙次郎)は、日本の国家主義者[2]、アジア主義者[3]、西日本新聞創業者。号は立雲[1]。 1878年に板垣退助の影響で自由民権運動に参加して国会開設運動を行い、向陽社(のち共愛会)を創設したが、1881年に国会開設の詔勅が出ると共愛会を玄洋社と改名し、自由民権論から離れて国権伸張を主張し、大アジア主義を唱導するようになり、玄洋社の中心人物として対外強硬論を主張し続け、孫文の中国での革命運動への支援や韓国併合などを推進した[3]。 概略[編集] 頭山満の組織した玄洋社は、日本における民間の国家主義運動の草分け的存在であり、後の愛国主義団体や右翼団体に道を開いたとされる。また、教え子の内田良平の奨めで黒龍会顧問となると、大陸浪人にも影響力を及ぼす右翼の巨頭・黒幕的
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "現代教養文庫" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2021年2月) 現代教養文庫(げんだいきょうようぶんこ)は、社会思想社の文庫である。第2次文庫本ブームの1951年に創刊された。2002年6月の社会思想社廃業により廃刊。翻訳物を含む人文科学系の書籍やミステリーの他に、1980年代のゲームブックブームの火付け役とされるファイティング・ファンタジーシリーズなどでも知られる。 2012年~2013年、電子書籍出版社インタープレイにより、「現代教養文庫ライブラリ」として多数が電子書籍で再刊された。 分類[編集] 出版分野(背表紙マー
「ドグラ・マグラ」草稿 夢野久作 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)狂人《きちがひ》 |:ルビの付いていない漢字とルビの付く漢字の境の記号 (例)御|同伴《つれ》になつて [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (例)[#ここから段落の2行目以降1字下げ] 以下で紹介されているツールを使用する事をおすすめします http://www.izu.co.jp/~at-sushi/aozora/viewer.html ------------------------------------------------------- はしがき お通りかかりの御方様。 ありがたう御座います。 お顔もお名前も、まだ存じませぬが、有り難う御座います。 この奇妙なモノ
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