前半では、早稲田は十分に小保方晴子氏に手厚くしているのでは?ということに言及した。後半では、そもそも小保方氏が早稲田を「不公平」とわざわざコメントする意図はなんなのか?ということについて考えてみたい。 小保方晴子氏が代理人を通して発表したコメントの最後はこう締めくくられている。 「博士論文執筆当時、この研究が広く役立つ研究に成長していく事を夢見て日々を過ごしていました。私の研究者の道は不本意にも門が閉じられてしまいましたが、いつか議論が研究の場に戻る日を期待し、今回再提出した博士論文や関連するデータは年度内をめどに随時公開して参る所存です」 指導教官が「ここをこう訂正してください」と指導した部分が直ってない状態の論文を公開したら、また、ツイッターで他の研究者たちからボロクソに突っ込まれるのでは、と心配になる。 だいたい、彼女はなぜ、この早稲田の審査に対してコメントをわざわざ発表したのだろう