クトゥルフ神話の文献について記載する。 クトゥルフ神話の構成要素の一つが、禁断の書物である。ほとんどがクトゥルフ神話用に設定された架空の書物であるため、本記事では著者と創造者を区別して記載する。 マサチューセッツ州アーカムのミスカトニック大学付属図書館は、クトゥルフ神話の文献を所蔵する。 クトゥルフ神話関連の書籍に解説が頻出する。文献(魔道書)のリストを作ろうという試みはダーレス時代からあり、フランシス・T・レイニーの『クトゥルー神話小辞典』(1943)4章やリン・カーターの『クトゥルー神話の魔道書』(1959)などが古典的な設定集として挙げられる。今日ではあらゆるクトゥルフ神話の入門書・解説書にてクトゥルフ神話の文献を説明するための章が設けられている。特にTRPGサプリメントの『キーパーコンパニオン』は文献の設定集である。