20日夜、愛媛県今治市の国道で台湾からの30人余りを乗せた観光バスがガードレールに衝突する事故がありましたが、乗客にけがはありませんでした。当時、路面は凍結していなかったということで、警察は運転手から話を聞くなどして事故の原因を調べています。 バスを運行した広島県尾道市に本社がある「本四バス開発」によりますと、バスは20日午後5時ごろ、広島県の宮島で観光したツアー客を乗せたあと、瀬戸内海の「しまなみ海道」を通って松山市に向かっていました。事故のあと、ツアー客は別のバスに乗り換え、予定より4時間ほど遅れて午後11時ごろに目的地の道後温泉に到着したということです。 「本四バス開発」によりますと、運転手は観光バスでの運転歴が20年以上ある54歳の男性で、定期的な健康診断や20日行った飲酒や健康状態の確認でも、異常はなかったということです。 現場は片側1車線の緩やかなカーブで警察によりますと、当時