なんだかものすごいらしいと噂に聞いていた、『十津川警部 アキバ戦争/西村京太郎』を、湯河原出張へ行く新幹線こだま649号の中で読んでみた。 十津川警部 アキバ戦争 (トクマ・ノベルズ) 作者: 西村京太郎出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2008/05/16メディア: 新書 クリック: 51回この商品を含むブログ (33件) を見るうーむむ、たしかにこりゃ圧倒されるな。本気のミステリマニアからは、あまり評価されることのない西村作品だけど、おれは嫌いじゃない。というか、みんな(近年の)西村京太郎作品を誤解してるよ! 先生は「このミス」とかに載せるために本書いてるんじゃないんだから! あの読点の多さも、悪文なのではなくて、ダブみたいなもんだと思うんだよね。 P.35 十津川警部のセリフより 「状況から見ると、 誘拐は、 本当に起きているようです。 タクシーの運転手に化けた、 犯人が、 県明